Lesson.10  チャーチモード

LESSON POINT

知っとこう チャーチモード。アボイドノート。
覚えよう 各スケールの名前。
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【チャーチモード】

アドリブを組み立てていく上で欠かせないのが 『スケール』 です。
今までのレッスンでひとつだけスケールが出てきています。

分かりますか?

そうです。

アイオニアンスケール、メジャースケールです。
メジャースケールはドレミファソラシドでしたね。
スケールとは音階の並びのことです。
ドレミファソラシドは立派なスケールの王様なのです。

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はい。では本題に入ります。

チャーチモードとは?

メジャースケールの各音をトニックに変えたスケール。
分かりにくいですね。例を出しましょう。

まずDm7ならレミファソラシド

Em7ならミファソラシドレ

つまり、メジャースケールの出発点を変えて一周する音階のことです。

そうです。ただのメジャースケールです。

しかし、ややこしいことにこの出発点の違うひとつひとつの音階にはそれぞれ名前が付いています。
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ドレミファソラシ→ アイオニアンスケール=メジャースケール(ionian scale)

レミファソラシド→ ドリアンスケール(dorian scale)

ミファソラシドレ→ フリジアンスケール(phrygian scale)

ファソラシドレミ→ リディアンスケール(lydian scale)

ソラシドレミファ→ ミクソリディアンスケール(mixolydian scale)

ラシドレミファソ→ エオリアンスケール=ナチュラルマイナースケール(aeolian scale)

シドレミファソラ→ ロクリアンスケール(locrian scale)

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これは覚えやすい覚え方があるので紹介します。各頭の文字をとって

『イ・ド・フ・リ・ミ・エ・ロ』

このスケール達は頻出する上、アドリブの基盤となるので覚えましょう。

アドリブはコードトーンを中心にスケールの内の音を上手に組み立てていくのがコツです。
しかし、しかし、上記のそれぞれのスケールにはアボイドノートというコードトーンの響きを崩す音が隠れています。
これはまた後のレッスンで説明しますので、今は単語だけ知っておいてください。

では実際にコードトーンと各スケールを使って循環でアドリブをしていきましょう。
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