LESSON POINT
【ペンタトニックスケール】
スケールついでにもう一つ。いやもう三つ。
とてもカッコ良くて便利で簡単なスケールを覚えましょう。
その名も ペンタトニックスケール です。
【マイナーペンタトニックスケール】
アイオニアンスケールがスケールの王様なら、ペンタトニックはフレーズの王様です。
ペンタトニックが入ればアドリブが急に締まります。
でも、ペンタトニックばかりだと逆にカッコ悪いので、コードトーンやスケールの中にさらっとペンタトニックを入れていくのがミソです。
では音階を確認しときましょう。
【Cマイナーペンタトニック】
ド ・ ミ♭・ ファ ・ ソ ・ シ♭
これが一番有名なマイナーペンタトニックというものです。
さらにこれに1音 減5度の音 つまり ソ♭ を足して下さい。
ド ・ ミ♭・ ファ ・ ソ♭ ・ ソ ・ シ♭
はい。最高にかっこいいですね。
このフラットがついた音3つを『ブルーノート』と言います。
【メジャーペンタトニックスケール】
ペンタトニックには大きく分けて2つあります。
ひとつは今出たマイナーペンタトニックスケール
そして、メジャーペンタニック。
ド ・ レ ・ ミ ・ ソ ・ ラ
これはあまりカッコ良くないですね。
【ブルーススケール】
この二つのスケールは特別で、ミックスすることができます。
このミックスしたスケールをブルーススケールといいます。
色分けしてミックスしてみます。
ド ・ レ ・ ミ♭ ・ ミ ・ ファ ・ ソ♭ ・ ソ ・ ラ ・ シ♭
このブルーノートがメジャーペンタのスケールとぶつかるところがブルージーと表現されるおいしいところです。
では練習してみましょう。
ちなみに、CメジャーペンタとAmペンタは同じですので、そこも確認しときましょう。